【安くて広い】ヨーロッパの宿はB&Bがおすすめ【暮らすように旅しよう】

こんにちは、詩乃です。

今回は、私がヨーロッパをツアーではなく個人で旅行する際によく利用するB&Bのメリットやデメリットについてお伝えしていきます。
利用する中で感じたリアルな感想や注意点なども記載しているので、ぜひ参考にしてください!

そもそもB&Bって何?

B&Bとはベッド&ブレックファストの略で、その名の通りベッドと朝食を提供してくれるシンプルな宿泊施設のことです。
日本ではB&B形式の宿があまり普及していないので、少しイメージがつき辛いかもしれませんが、特にイギリスやフランスを初めとするヨーロッパ圏では広く知れ渡っている宿タイプです。

私は過去にスペイン、イタリア、イギリス、ポルトガルの4か国のB&Bに泊まった経験があります。

B&Bの魅力

安くて広い、コスパの良い部屋に泊まれる

民家の空き部屋を改装して、個人で経営されていることが多いので、ホテルよりも低価格なのが魅力
部屋もホテルとは違い広々としており、内装にもオリジナリティーがあります。

フィレンツェのホテルの部屋

↑イタリアのフィレンツェで宿泊したB&B。フィレンツェらしいレトロでかわいらしい雰囲気。

暮らすように生活できる

特に長期で宿泊する場合は、B&Bがおすすめ。
キッチンがついているところを選べば、「スーパーで現地の食材を買って料理♪」なんて気分はアパート暮らしの留学生。
観光地を回るのとは一味違う楽しみ方ができます。

また、洗濯機付きのB&Bなら、下着や洋服を洗濯できるので荷物を減らせるというメリットも。

大人数で泊まる場合、一人頭の支払額が減る

B&Bは大人数であればあるほど安く泊まれることが多いです。

以前友達4人組でポルトガルに行った際は、人数分のベッドとキッチンがついている広い部屋に一泊1万円程度で泊まることができました。
一部屋で1万円なので、一人頭2500円…!快適で内装もおしゃれで、大満足です。

ポルトガルのホテルの部屋

↑こんな素敵な宿が格安!小物も常設です。

B&Bのデメリット

メッセージのやり取りが大変

B&Bは駐在しているスタッフがいない場合がほとんど。事前に伝えた到着時刻に合わせてオーナーが鍵の受け渡しに来てくれる、というパターンが多いです。
最近では、メッセージで送られてきた動画や暗証番号などを頼りに自分で入室するという、いわゆるセルフチェックインの宿も増えています。

どちらの方法にしても、オーナーと事前に連絡を取り合う必要があるので、大変と感じる人もいると思います。
ただ、「英語が話せないからメッセージのやり取りなんてムリムリ」という方、諦める必要はありません!

宿泊に関する会話なので、そこまで難しいことは話しません!!
向こうから来たメッセージを全てGoogle翻訳で日本語に変換。日本語でまとめた返信をGoogle翻訳で変換し送信していましたが、伝わらなかったことは一度もありませんでした。
もちろん変な言い回しをしているのかもしれませんが、伝われば良いのです!

文字のやり取りは自分のペースででき、発音も気にしなくて良いので、個人的にはホテルでチェックインするよりハードルが低いと感じます。

朝食はシンプル

宿で豪華な朝食を食べたい!という方はB&Bには向かないかも。”B&BのBはブレックファストのB”とはいうものの、内容はかなりシンプルです。
私が泊まったところでは、部屋に袋に入ったパンがいくつか置かれていたり、共用スペースにコーヒーマシンがある、といった程度。

もちろん、プラスでお金を払えばオーナーに作ってもらえるところも多いんですが、ホテルのような豪華なブッフェは期待しない方が良いと思います。

近くのおしゃれなカフェで朝ごはんを食べたり、公園で持ってきた菓子パンをつまむのも楽しいですよ!

管理する鍵が多い

B&Bで泊まる時は、部屋の鍵だけでなく建物の鍵やフロアの鍵などいくつかの鍵を管理する必要があります

ドアの立て付けが悪い場合があるので、万が一締め出されないためにも、オーナーがいるタイミングで開け閉めの練習をしておくと良いと思います。

もちろんホテルに比べて手間はかかるんですが、だんだん本当の自分の住まいのような気がしてきて最後には名残惜しくなる(笑)

手厚いサービスは基本なし

ホテルのような手厚いサービスを求めてはいけません。
泊数にもよりますが、掃除やシーツの交換はないことが多いです。タオルの交換はあったりなかったり。

また、何かトラブルがあった時も即座の対応は期待できません
一度、シャワーからお湯が出なくなったことがあったのですが、夜だったので対応してくれる方はおらず。
予約サイト経由でメッセージを送って、翌朝に直してもらいました。

B&Bを利用する際の注意点

WhatsAppの利用

Whatsappとは、欧米で広く使われているメッセージアプリのこと。日本でいうLINEみたいなものです。

動画をやり取りする場合などは、WhatsAppを用いた連絡を求められることがあります。
不安な方は予約サイト内のメッセージ機能(私はBooking.comを使うことが多いです!使いやすいよ)でやり取りしてくれる宿を選ぶと良いですが、怪しいアプリではありませんし、電話番号を入れるだけで簡単に使えるので、挑戦してみるのもアリです。

場所が分かりにくく迷いがち

B&Bにはフロントが無く、看板が出ていないことがほとんど。Googlemapを用いてしっかりと場所を確認しておく必要があります。ストリートビューの機能を使うとイメージがつき便利です。

また、マンションタイプの場合、インターホンを押して入るのですが、ヨーロッパのインターホンは分かりにくい!
横のプレートにオーナーの名前しか書いていないことも多いので、あらかじめ調べておいた方が良いと思います。

チェックアウトを忘れずに!

宿を出る際にスタッフが来てくれることは稀で、「机の上に鍵と宿泊税置いてって!後で写真撮って送ってね~」という宿が多いです。
うっかり鍵を持ってきてしまったり、宿泊税(現金のみ)を置き忘れたりしないように気をつけましょう!
私の友人は持参の折鶴と手書きの感謝メッセージを一緒に残していました。気遣いのかたまり…!

B&Bにはデメリットや注意しなければいけない点もありますが、個人的にはそれ以上の大きな魅力を感じています
身軽で自由で気楽。浮いたお金を観光や買い物に回すこともできます。
ヨーロッパに旅行に行く際は、ぜひ検討してみてください!それではまた~

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