【新婚旅行はイタリアへ】個人旅行の事前準備あれこれ 前編【大変だけど楽しいよ】

こんにちは、詩乃です。

3か月ほど前になるのですが、長期のお休みをとりイタリアに新婚旅行へ行ってきました！

今回は、「個人旅行の事前準備あれこれ」と題して、旅行先の決定から、飛行機の予約、旅のスケジューリングなど、特に知識のないフツーのOLがネットの知識を頼りに右往左往しながらこなしていく姿をお届けします。

まずは旅行先を決定！

新婚旅行について考え始めたのは、結婚式が終わって少し落ち着いた7月頃。
その頃私達はハネムーンを以下の3パターンのどれかにしようと話し合っていました。

• 結婚休暇（会社規定。土日合わせて9日間）をとって海外リゾートへ【候補：モルディブ、グアム】
• 結婚休暇をとって国内で豪遊【候補：沖縄】
• 結婚休暇にプラスして有給取得。長期休みでヨーロッパへ【候補：フランス、イタリア】

ヨーロッパ大好きな私は、もちろん③が第一希望！
ただ、コロナのことや、周りでそんなに長く休みをとっている人がいなかったこともあり、半ばあきらめていました。
が、結局たまたま一か月前に結婚した会社の先輩が2週間の休みをとってアメリカに行っていたことが後押しとなり、ヨーロッパ行きを敢行することに！やったー！！

イギリスやスペイン、ドイツなどは行ったことがあったので、候補はフランスかイタリア。（王道の国が残ってたな…）

パリのハネムーンもロマンチックでいいな～と思ったのですが、夫は美術品やアンティーク雑貨などに興味なし。
夫と行くより、いつか女友達と行った方が楽しいんじゃないかなということでやめました（笑）
イタリアならご飯も美味しいし、遺跡巡りやサッカー観戦などのコンテンツもあるので、夫も楽しめるだろうということで、イタリアに決定しました！

諸々決めていきます

旅行時期

旅行時期については、考え始めたのが7月だったので、できれば寒さが厳しくなる前に行きたいな～と考えていました。
仕事の状況を確認し、航空券もそんなに高くなさそうだった10月に10泊12日で行くことに。
割とあっさり決定しました。 

行きたい場所、やりたいことの絞り込み

大体の日程を決めたところでこの時点で残り3ヶ月とそこまで時間はありません。
イタリアに関してはほとんど無知だったので、とりあえず行ってみたい場所ややりたいことを出し合おう！とお互いリサーチを開始。
一週間程度で次のようにまとまりました。 

必須で行きたい

★ローマ
イタリアに初めて行くのにここに行かないのは無しでしょう。古代ローマ帝国の歴史を感じられる街。

★フィレンツェ
華の都フィレンツェ。なんとなくだけど、ローマより好きな予感がする。

できれば行きたい

★ヴェネツィア
水の都。ポケモンの映画で見てから行ってみたいな～と思っていたのです。

★アマルフィ・ポジターノ
最初は全く考えていなかったのですが、写真が綺麗すぎて…！リゾートの新婚旅行にも憧れがあり、旅の途中でのんびりするのもありかな～と候補に。

★ポンペイ
小学生の時に大好きだったマジックツリーハウスシリーズで出てきたポンペイはイタリアだったのか！と今更判明（無知すぎ）。一気に候補に浮上しました。

ツアー旅行か？個人旅行か？

やりたいことも決まったので、あとはこれらをどう実現するかを考えていきます。
下の地図を見てもらうと分かるんですが、ヴェネツィアはイタリアの一番北、アマルフィやポジターノ、ポンペイがある南イタリア（地図に載っていませんが、ナポリの少し下）とはかなり距離があるんですね。

なんとなくわかってはいたことですが、行きたいところすべてに行けるツアーは見つかりませんでした。また、私たちにとっては優先度が低かったミラノがツアーの定番であったことも要因の一つ。
オーダーメイドの専門旅行会社にお願いするという手もなくはないですが、どうしても費用が高いイメージ…

行きたいところを諦めて安全安心なツアーにするか、自分たちで頑張ってプランニングするか。
相談した結果、こんなに長いお休みがとれることはなかなかないし、妥協せずに頑張って個人旅行で行こう！という結論になりました。

具体的なプランニングを進めていきます

さて、個人旅行に決めたのでやることが山のように出てきました…！
時間もないので、一つ一つ確実に進めていきます。

航空券の予約

まずは、日程も決まっているので、早速航空券をとることに。（上司に許可を貰って有休申請が承認されてからにしました。）

日本⇔イタリアの便は、ローマのフィウミチーノ空港またはヴェネツィアのヴェネツィアテッセラ空港になります。
個人的に、帰りの飛行機は日本大使館があるローマ発がいいなという希望がありました。
パスポートをすられたり、何かトラブルがあったとしても駆け込めばなんとかなるかな、と。

航空券比較サイトの「skyscanner」で価格を比較し、行きもローマ着の便に決定。
一番安かった中国国際空港（通称エアチャイナ）の航空券をHIS経由で予約しました。（ちょっと割高だったけど、それでも1人10万円というおどろきの安さ…！）

ちなみに、中国の飛行機ということでサービス面を心配される方もいるかと思いますが、全く問題なし。
スタッフはみなさん優しく、それほどマナーの悪いお客さんもおらず、遅延やトランジット、ロストバゲージなどのトラブルもゼロでした。こればっかりは運もあるかも。
おまけに、行きの飛行機は隣の席が空いてたので、夫と交代で足を伸ばすこともできて良かったです。

1点注意としては、映画に日本語字幕がつかないので、見られる映画が限られること。
私が乗った時は「ONE PICE FILM RED」くらいしか選択肢がありませんでした。
ただ、Amazon Primeなどダウンロードしていけば良いので、大きな問題ではないかな、と。
私はその時ちょうどアマプラで見られる「岸辺露伴は動かない」のシリーズにはまっていて、全シリーズダウンロードしていたので、割とあっという間のフライトでした。
高橋一生の露伴先生はいいぞ…！ルーブルの映画も良かったので、そのうち感想を書きたい。

「岸辺露伴」シリーズは3シーズン＆映画がすべてAmazon Primeで観れるよ！

「岸辺露伴は動かない」シーズン1

スケジュールの検討

無事航空券を確保したところで、個人的超重要項目の宿選びに移ります。ただ、その前にざっくりスケジュールを組んで、どこに何泊するのか決める必要があります。

宿泊する都市の選定

まず全体の方針として、宿を転々とするのは疲れるので、3カ所くらいに抑えたいと考えていました。
全部で10泊なので大体3泊ずつくらい。

このことを踏まえて、アマルフィ、ポジターノ、ポンペイといった南イタリアの観光地はどこか一つの町を拠点にし、そこから日帰りすることにしました。
その方が移動時間の節約になるし、何より宿も安い…！

あと、行きづらい所にあったのが南イタリアとは真逆の場所にあるヴェネツィア。調べたところ、ヴェネツィアは物価が高く、宿も桁違いに高い…！
高速列車でフィレンツェから片道2時間ちょっとで行けるようなので、こちらも日帰りで行くことにしました。
※日帰り旅行は、スーツケースを持たずに移動できるので思ったより疲れません。オススメ！

ローマin ローマoutの便なので、ローマ1泊（夜着の便なので）→フィレンツェ3泊（内1日ヴェネツィア日帰り）→南イタリア3泊→ローマ3泊という流れに決定しました！

南イタリア観光の拠点をどこに置くか

色々とリサーチしたところ、ナポリ、ソレント、サレルノの3つの都市が南イタリア観光の拠点としてよくおすすめされている印象でした。

ナポリは、南イタリア随一の観光都市でとても有名なのですが、「治安が悪い」と「今はそうでもない」という口コミが両方あり迷いました。
ナポリ自体も観光地としては魅力的そうだし悩んだのですが、個人旅行だったことと新婚旅行でトラブルに巻き込まれるのが嫌だったので、今回はスルーすることに。

ソレントとサレルノは、観光地ではないのですが、アマルフィへのフェリーやバスが出るので、拠点として泊まる人が多い都市だそう。ポンペイにも電車一本で行けて治安も良いとのことで、このどちらかにすることにしました。

この時点では、「帰れソレントへ」という音楽の授業で習った曲が懐かしく（笑）ソレント泊が第一候補だったのですが、後になってフィレンツェ→ソレントは高速列車から各駅停車の電車に乗り換えなければならないことが判明。
サレルノであれば、フィレンツェにもローマにも乗り換え無しで行けるようだったので、当初の予定を変更し、サレルノに宿泊することにしました。

この後も、宿選びや高速列車の予約、観光スポットの事前予約など事前準備は進むのですが、長くなってきたので次の記事にします！
ではまた～